フラワーショップテラオ

私が花屋になるなんて、誰も想像しなかった。

今現在、自分でも信じられません。

 

それでも、花屋になってみて分かることは

やっぱり私は、なるべくして花屋になったということ。です。

 

学生時代に始めたアルバイト、ホテルの宴会の給仕。

その後ホテルに勤め、現場・人事と経て、

超多忙で体調を崩し、退社（バブル絶頂期）。

ゆっくり午後からお仕事ができる・・・

そんな理由で、塾の講師を始める。

それでも、持て余す時間と体力が惜しくて

塾の近くにある花屋さんへアルバイトに出かけた。

 

そこで出会った花たちに、「ビビビ！」ときてしまった。

 

ホテル勤めの時、地下の花屋の作業場が大好きだった。

この時は、まさか自分が将来、花屋になるなんて

これっぽっちも思わなかったんだなぁ、これが。

店長さんや従業員と交わす他愛もない会話。

宴会や披露宴での出番を待つ花・花・花。

すべてが、現在の私へ至る「伏線」だったのかもしれない。

 

この時の従業員さんの一人が、

今日、何年か振りに会いに来てくれました。

私の師匠であり、ライバルであり、友人であります。

一時間ほどの会話の中で、懐かしい記憶が蘇り

一瞬にして「あの頃」に私を戻してくれました。

 

嗚呼、友来たる、本日は佳き一日なり。

「ビビビ」の感覚を忘れないように

花屋を続けていけたら、これまた最高です。

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