フラワーショップテラオ

バイカウツギの白い花が青い空に映えます。

庭のアジサイ「隅田の花火」が咲き始めました。

 

我が家では売れ残った（お嫁に行きそびれた）苗や球根を

植え直して売り場の片隅で育てております。

苗の時は見向きもされなかったのに、

花が咲き始めると「これ、いくら？」と、

声をかけられることがあります。

 

「○○○円です。」と答え、お客様も納得してくだされば売れ、

そうでなければ　またまた（売れ）残ります。

 

先日、いつものように苗や花鉢に水をやっていると

「あれっ？ここにあった○○○○知らない？」

「知らんよ、誰かが売ったんじゃないの？」

 

家族や従業員に聞くけれど、

誰も「売ってませ～ん。」とのこと。

 

「あ～、また持ってかれちゃった・・・。」

 

悲しいことに、よくあります。

本当に悲しいです。

 

苗・花鉢に始まり、植わっている苗をゴッソリ抜いたり

咲いている花を茎・枝ごとハサミでチョッキン！なんてのも。

昔から{花盗人に罪無し}と言うものの

盗ってきた花を見て、心はどうかね？と思います。

 

我が子が小さい時、咲いてる花を摘みかけました。

「お花が綺麗だから欲しいよね、でも摘んでしまったら

お花はお水が飲めないよ。かわいそうだからやめようね。｣と

言い聞かせて帰ってきました。

そして、カメラを手に　摘みかけた花の所へ戻り

「花は、採るんじゃなくて、写真に撮る　んだよ。」って

子供と一緒にいっぱい花の写真を撮ってきました。

 

「どうして山に登るのか？」

「そこに山があるから。」

う～ん、納得。

 

「どうして花をとるの？」

「花が綺麗だから・・。」

う～ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

先日、新市場で、競り落としたはずの切り花や鉢が

｛無くなる｝事件（？）がありました。

当店の買参番号のシールも貼ってあります。

伝票にも　確かに載ってます。

でも、品物が無いんです。どこにもないんです。

 

世知辛い世の中になりました。

タグ: バイカウツギ, 市場, 花屋, 隅田の花火