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2012年11月24日 3:52 PM
ナンジャモンジャの落ち葉が
風に舞って ウチの店先に溜まります。
溜まって欲しいものは すぐに他に(支払い)に回り、
溜まらなくてもいいものは ドッサリたまります。
それって何でしょうね・・・(フフフ・・・・)。
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今日は、ちょっと嬉しいことがあったので
懐かしい自分の話を少しばかりしたいと思います。
それは・・・・・・・・・・・・・・・、
私が初めて『お花屋さん』 でアルバイトした時のこと。
超がつくほどのベテラン社員の中で、
ほとんど素人同然だった私。
始業前のミーティングで、社員さんが、本日の予約とか
本日の仕事とか、季節の花の入荷状況とか、
お客さんから聞かれるかもしれないお花の管理の事とか、
「ふんふん、フムフム・・。」と、
鼻息を荒くして聞いていたものです。
そして、
素人当然の私の仕事と言えば、
煌びやかな表舞台ではなく、当然裏方作業。
「今日も一日、よろしくお願いしま~す。」の声で始まるのは、
”お客様のトイレ掃除” からでした。
それが終わると ”鉢物の手入れと値札付け”。
それが終わると ”切り花の水揚げ&掃除”。
それが終わると ”お昼ご飯”!!
午後になって やっと店頭に立てました。
それでもヒマな時間があれば、店舗の裏へ行って
段ボールを壊したり(寒い陰のところで北風ぴゅ~ぴゅ~)、
社員さんが製作したアレンジや花束の切りくず掃除。
んでもって 時々開催される、就労後の講習会参加。
こんな毎日を約1年過ごしました。
来る日も来る日も
同じ仕事しかやらせてもらえませんでした。
それでも その毎日のお陰で 色んな事を覚えました。
『門前の小僧 習わぬ経を読む』 といったところでしょうか。
最初はね、花屋のこと何も教えてくれない職場に
嫌気がさしたり、やる気がうせたり、
人間関係の面倒くささに 色んな葛藤がありました。
でもね、仕事、辞めなかったですよ、私。
だって、次に就く仕事は、
『一生ものの花屋さん』 だったから。
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今、花屋さんに嫁いで来て思うこと。
「あの1年があってよかった!」 ってこと。
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今、花屋の嫁となり、経営者となって思うことは、
あの1年の経験があったので、
わたし自身も ”素人さんを育てられる” ってことなんです。
わたし自身が、新しくやってくる人と同じ体験をしているから、
パートさんやアルバイトさんの気持ちがわかるんです。
(ちょっとエラそうかな・・・)
花屋さんで働くってことは、
まず第一に 「花が好き」であることは絶対条件だと思う。
そして 「人が好き」でないと 商売はできないと思います。
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もし、万が一、私の子供たちが 「花屋さんを継ぎたい」と、
嬉しいことを言ってくれたら、
「よそ飯食って来い!!」 と、
3年くらい 厳しい修行に出したいと思っています。
そして この言葉を贈りたいと思っている。
『井の中の蛙、大海を知らず』
と、
『実るほど、頭を垂れる稲穂かな』
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花屋で働く人を育てるということは、
我が子を育てるのと同じだと思っている。
自分の店でしか働いたことがない経営者さんがいたら
それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・悲しいと、思う。
今からでもいい、同業でなくてもいい、
一度、よそへ出てみることを お勧めします。
よその世界を覗いてみることで、
見えなかった先に 光が差し込むかもしれません。
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ちょっとエラそうなことを書いてしまいました。
このブログを読んで、気に障ったらスミマセン。
今日あった、嬉しい出来事・・・
それは、
以前(まだ私がここへ来たばかりのころ)、
ものすごく叱られたお客様がおられたんです。
その方が久しぶりにお見えになって
ミニブーケ風花束の注文をされました。
お客様の顔を見た途端、「うわっ!アノ人や!」と、
心臓がバクバクしたけど、
普段通りに自信を持って接客しました。
お客様の帰りがけに、
「また私どもにお越しいただきまして
ありがとうございます!」 と、言っちゃったら、
「あら、覚えてくれてた?
今日(私が来たこと)は、勝った!と思った?」 と、
言い返されたので、
「ハイ、ちゃんと覚えております。
その節は、(お叱り)ありがとうございました。」 と、
言っちゃったところ、
「今日のあなたは、満点よ!」 って!
笑っておられました。
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若かりし頃の、高慢ちきな私を叱ってくれた
大事なお客様に 感謝。
タグ: 花屋で働く
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テ・・・テラオさんっ・・・(T_T)
読みながら、こみあげてくる物がありました・・・!!
そう、まさにうちの主人(現在の経営者)は、
テラオさんのおっしゃるところの悲しい人そのものなんです(>__<)ってなります。
結果、独学および自分なりのリサーチ、外部への研修などで
なんとかかんとか花屋っぽくやってる感じです(T_T)
私が前に自分のブログでも書いたように
私は花屋になろうと思って花屋の嫁に来たわけじゃありません。
テラオさんのような下積み時代もなく、しかも嫁いだ花屋は
素人の私から見ても、このままでいいはずがない!って思う有様。
だから、私は奮起して、なんとかしなくては!
私が何とかしなくては!!って、そう思っちゃってるわけで・・・。
主人が見ることのなっかた光を、私がよそから持ち込んででも
見せてやりたいって思ってます。
手伝い始めたばかりのころ、私の作ったへなちょこ仏花で
離れてしまったお客様もいることでしょう。
あたふたしながら作った花束で、見切りをつけられたお客様もいるでしょう。でも、私もようやく3年たって、少しはまともな花が
作れるようになったかもしれません。
その時逃したお客様に、私もリベンジしたい思いでいっぱいです・・・!
長々と失礼しました
ほんとに、いつの日かテラオさんとはゆっくりお話しいてみたいです。
なんか長すぎて、文章整理できないまま、コメント投稿してしまいました(+o+)
意味不明な文章になってしまって、ごめんなさい!
ひより園 さま
こんばんは&お疲れ様(#^.^#)/
うんうん、私も以前読んだひよりえんさんのブログに
共感していた一人なんです。
私の場合、不思議なことに最初の職場で出会った
花屋さん(私をこの道に導いた人)が影響してる。
一度は会社の中の一人として働き、思い通りにならず、
もがき、苦しみ、試行錯誤の結果、独立。
でも、世の中上手くいくことばかりじゃない。
思い描いた理想が粉々になることもあるし、
最初は素人だった私に使われる事もある・・・。
でもね、お互い苦労をした人間同士だから、
何も言わなくても分かるんだよね・・・色んな事が。
私もここに嫁いだ時にゃ、バイトさんを合わせて
11人の人間が店にうじゃうじゃいました。
何かを聞こうにも、全員言うことが違うの。
旦那さんに泣いて抗議したことも何度もあります。
そう、我が家は身内と親類縁者で成り立っていたので
”よそもん”というか、外から来た者には弱かった。
マニュアルがなかったのよね・・・。
だから、わたくし、奮起してマニュアル作りました。
規則を作りました。いろいろな決まり事を作っても
ルール違反をするのはいつも 身内の者ばかり。
でもね、ひよりえんさん、諦めないでよかったです。
歳月は要したけれど、今は決まり事に沿って動く、
小さな企業として成り立っています。
ひよりえんさんが言われる通り、素人が作った花で、
離れたお客様、たくさんいたと思います。
素人の作った花束でお金を頂いちゃった方もいます。
でもね、人間はやっぱり常に前を向いていくしかない。
あの日の自分があったから、今があると思うのね。
自分自身の今の立場(位置・地位)を作るのに
10年以上かかりました。いっぱい泣きました。
だから今は、いい加減な生産者や、
ダメな働きをしてるのに威張っている同業者が
よくわかるようになりましたよ。
ひよりえんさんや私のように、外から来た者にしか
見えないものってあります。
それに気付けない経営者もいます。
でもね、いつか想いは届きます。
身内にもお客さんにも、きっと。
だからお互い、いっぱい失敗して、頑張ろうよ!
でね、今日、頑張ってるひよりえんさんを見習って、
いっぱい買ってきましたよ、陶器の洒落た器!
12個購入して・・・・○○6円(@_@;)!破格値!
プチリニューアル目指し、棚を2本入れました。
店を変えるって一大事業だもん、コツコツやってるよ。
私もいっぱい書きこんじゃいました・・ははは。
また、愚痴、聞いてくださいね!!(^v^)//
こんばんは♪
うんうんって頷くことばっかり!!
どんなに辛くて、やめたい!!と思っても、いつか振り返ったとき、それは最高の糧になるって、生意気ながら、あたしも思ってます☆
あの経験があったから、今のあたしがある。
あの経験がなかったら、薄っぺらい人間になってたかもしれない・・・
そんな『経験』があって嬉しいですよね((((o゚▽゚)o)))
テラオさんの思うこと、やってきたこと、尊敬します♪
あたしも、生のテラオさんとお話しがしてみたいです!すっごく!!!
あたしは、『初心忘れるべからず』を仕事・・・というか、人生のモットーにしてます。
当店のリーダーが、職場体験に来た中学生が、自分の周りを掃除してくれたのを見て、「やってもらえるのを当たり前だと思っちゃいけないんだよね!」って中学生が帰った後、言ってました。
ベテランになってくると、そういった、初歩的なことをやってもらえるのを当たり前だと勘違いしそうになっちゃう人もいますからね。
あ、、、あたしも長くなっちゃった!!
ごめんなさーい!!
こんばんは☆佐藤さん!
そうそう、勘違いベテランさん、周りにいますね。
佐藤さんは凄いね、若いのにちゃんと心得てる。
そういう気持ちは、ずっと持ち続けることが
大事ですよね。
ちょっと早く入社したとか、少し早く生花店を開いたとか
そんなン関係ないですよ。いつも謙虚に・・。
葬儀の仕事で、会館などで他の同業者に会った時も、
挨拶さえしない人、いっぱいいますからねぇ(+_+)。
年下の人でも、勘違いしてるヒト、周りに見かけます。
自分自身も、花キューの役員さんたちに、
「ねぇねぇ、ちょっと」の人から、「寺尾さん!」と、
呼んでいただくのに5年かかりましたもん。
それなりに会議に出席して、意見して、
必死になって”守山の寺尾”を覚えてもらったもん。
当たり前に仕事ができるのは、それなりの苦労が
あってこそ!だと思っていますよ。
時々、高慢ちきな私が出そうになるので、
ひっこめるのに苦労するシーンも・・・・・・・(笑)。
でも、必死な姿はいつか伝わると思って、
これからも頑張るよ!!佐藤さんも!ね!